2月8日開催の弊団第252回定期演奏会にて、信長貴富氏(弊団レジデント・アーティスト)による新作《鉄道組曲》を東混が委嘱初演いたします。

来週末の公演に先駆けて、作曲家本人によるプログラムノートの一部を特別に公開いたします!

 

“小学校に上がる前、私は兵庫県西宮市に住んでいて、保育園の通園途中にある阪急神戸線の踏切で電車の通過を見物するのが日課となっていました。家に帰ると、「がたんごとーん」と繰り返し唱えながらチラシの裏に電車の絵を描いていたことを覚えています。小学校入学と同時に東京に引っ越して、踏切のない地域に住んでしまったため電車への興味が薄れて、そのあと鉄道マニアの道に進むことなく大人になったのですが、今でも電車に乗ると、アッチェルランドする「がたんごとーん」が、やがて三拍子のアレグロに変化するのを観察したりしています。鉄道に関する曲を作ってみたいと、前々からぼんやりと考えていましたが、山手線の半世紀ぶりとなる新駅開業の今年、好機到来と唐突に思い至った次第です。しかも今回の会場である上野は山手線が環状運転を開業した際の起点地ですから。”

(第252回定期演奏会 プログラムノートより抜粋)

 

混声合唱とピアノのための《鉄道組曲》 作曲:信長 貴富

1、「でんしゃは うたう」 作詩:三宮 麻由子
2、「岩手軽便鉄道の一月」 作詩:宮沢 賢治
3、「間奏曲」 作詩:石川 啄木
4、「上野ステエシヨン」 作詩:室生 犀星
5、「夕焼け」 作詩:吉野 弘
6、「恋の山手線」 作詩:柳亭 痴楽

 

当該公演ではその他に、F.プーランク作曲のカンタータ《人間の顔》、M.シェーファーによる弊団委嘱曲《自然の声》、S.リーク作曲《コンダリラ》を演奏いたします。どうぞご期待ください。

東京混声合唱団 第252回定期演奏会

日時:2020年2月8日(土)15:00開演(14:30開場)

会場:東京文化会館小ホール

出演

指揮:山田和樹
ピアノ:福間洸太朗

曲目

M.シェーファー:自然の声

S.リーク:コンダリラ

信長貴富:混声合唱とピアノのための『鉄道組曲』 
[-2019年度 新作委嘱初演-]

F.プーランク:カンタータ『人間の顔』

チケット 

一般:4500円、学生:1500円 (税込み・全自由席)

東京コンサーツ:03-3200-9755 (平日10:00〜18:00)/http://www.tokyo-concerts.co.jp (HP内で予約をして、セブンイレブンで支払い、受け取りができます)

東京混声合唱団オンラインチケット:http://toukon.tstar.jp/

東京文化会館チケットサービス:03-5685-0650

チケットぴあ:0570-02-9999 [Pコード:170-688]

お問い合わせ

東京混声合唱団事務局:03-3200-9755/Fax:03-3200-9882(平日10001800