短期不定期連載 勇者ダイコン 『ざわざわへの道』 その9〈勇者ダイコン〉

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アルト
小野寺香織
「なんだかんだ言って魅力的な秘宝のようだね♪ 」
「面白いよな。みんなで『ざわざわ』っておっきな声で言ってみたり。」
「スゴイ勢いで言ってみたりね。」
「♪その度チャリーンてカギが現れるのもまるでマジックのようだったね。」
「あの仕事歌っぽいトコはどう?」
「初めは西洋の小洒落た狩猟民族が小躍りする感じだったのがな〜。」
「今じゃニホン大陸っぽいどっしりした動きになったわよね♪私、アレ好き。」
「♪ソプラ姫はダイの考えたモノは何でもお好きなんじゃ〜?」
「そ、そんな事ないわ。」
ダイのお陰でトウコン国民全員で秘宝を共有出来る指南書も手に出来たしね。」
「みんな楽しんでたね。良かった。」
「♪最後の扉の向こうにはどんな秘宝があるんだろう?」
「秘宝っつー位だし、金銀財宝がごっそりだろ。」
「『ざわざわ』って言ってるのが金銀財宝とかになるの?」
「最後のカギはどうやったら生まれるかしら?」
「♪もちろん僕らも頑張るけど、今やトウコン国民みんなが仲間だから心強いね。」
「ヤマカーズ国王も一緒だし、すっげーカギ生まれそうだよな。」
「最後のカギは私たちだけでは生み出せないわ。」
「え?」
「何で?」
明日は秘宝のお披露目でニホン大陸の津々浦々から人が集まるんだろ。」
「♪ちゃんとカギ生み出さないとマズイんじゃない?」
「ダイ。」
「最後のカギは、その集まってくれた人々と一緒に生み出すんだ。
「一緒に?」
「そう。どんなカギになるか、それは僕にもわからない。」
「でもなんだかワクワクする。」
「そうだね。」
「♪ドキドキもする。」
「そうね。」
「ハラハラもするぞ。」
「バッソ、ドラゴンには強いのに。」
「んまあ、勇者とも一緒な訳だし。国王いるし。鬼に金棒だよな。
「勇者は僕だけじゃないさ。みんなも、そしてトウコン国民もみんなみんな勇者だよ。」
「♪じゃあ、『勇者ダイコン』てトコかな〜♪」
「ソレ、ステキね。」
「♪ソプラ姫、僕のコトやっと認めてくれたかな?」
「ふふ。」
「よし、俺たち勇者ダイコンだ。頑張るぞー!」
to be continued

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