2024ヨーロッパ公演報告

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3週間前

東京混声合唱団は2024年10月1日～21日にモナコ、フランス、ルクセンブルクを回ってツアーを敢行いたしました。ツアー中、オーケストラ・コンサート5回、教会コンサート3回の計8回のコンサートを行い、全てスタンディング・オベーションを受けるなど、大きな成果をあげて10月21日に帰国いたしました。以下に各公演の概要、およびフォト・ギャラリー、現地メディアでの批評などをご報告いたします。

各公演の概要及び報告

【オーケストラとの共演】
■10月6日　モンテカルロ（モナコ）オーディトリウム・レーニエIII
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団コンサートおよびレコーディング
指揮　山田和樹
独唱　Jennifer Holloway (S)/Gaelle Arquez(MS)/Helene Carpentier(S)/Julien Henric(T)/Michael Arivony(Br)/Mathieu Lecroart(Br)　
合唱　東京混声合唱団（合唱指揮：水戸博之）

曲目　C.サン=サーンス：歌劇「祖先」（Ancestor）世界初レコーディング

*同オペラ作品は、1906年にモンテカルロ歌劇場で初演され楽譜はモナコ公国のアルベール一世に捧げられています。本演奏会は、初演後ほとんど上演されていない同オペラの復活演奏（コンサート形式）と世界初レコーディングを同時に行いました。

■10月9日、10日、11日　トゥールーズ（フランス）サン＝セルナン大聖堂
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団コンサート（フォーレ没後100年記念コンサート）
指揮　山田和樹　
独唱　森麻季(S)/Florian Sempey(Br)　
合唱　東京混声合唱団（合唱指揮：水戸博之）

曲目　C.ドビュッシー：小組曲／T.エスケシュ：Towards the Light（世界初演）／G.フォーレ：レクイエム

*2024年はフォーレの没後100年の記念年にあたり、本演奏会はフランスでももっとも旧い歴史（1734年創設）を持つオーケストラの一つであるトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団による記念コンサート。またフランスの作曲家エスケシュ（Thierry Escaich)の新作Towards the Lightの世界初演にも参加しました。
*同コンサートはフランスのTV局によってTV収録され、我が国でもNHKにて放映される予定です。
放映日：
１月26日（日）午後11時20分～〈BSP4K〉プレミアムシアター
１月27日（月）午前1時05分～〈BS〉プレミアムシアター

■10月18日　ルクセンブルク（ルクセンブルク）ルクセンブルク・フィルハーモニー
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団演奏会
指揮　山田和樹　
独唱　森麻季(S)/Stephane Degout(Br)　
合唱　東京混声合唱団（合唱指揮：水戸博之）

曲目　G.フォーレ：レクイエム／M.ラヴェル　ダフニスとクロエ（全曲）

【教会コンサート】
■10月5日　モンテカルロ（モナコ）モンテカルロ大聖堂
指揮　水戸博之　
合唱　東京混声合唱団

曲目　Clément Janequin : Le Chant des Oiseaux / Orlando di Lasso: Echo / Felix Mendelssohn : Lerchengesang / Edward Elgar : Agnus Dei (Nimrod) / Javier Busto (1949~) : Ave Maria / Samuel Barber: Agnus Dei (Adagio for Strings) / Murry Schafer : Gamelan / Maurice Ravel (1875~1937) : La Vallée des Cloches / 武満徹 : 〇と△の歌、小さな空 / 柴田南雄: 追分節考 / 三善晃 : ソーラン節

■10月13日　モンサンミッシェル（フランス）モンサンミシェル修道院
指揮　水戸博之　
合唱　東京混声合唱団

曲目　同上

■10月15日　サンリス（フランス）聖フランブール教会
指揮　水戸博之　
合唱　東京混声合唱団

曲目　同上