心がけていること/栗原苑子

ブログリレー

ブログリレーも中盤に差し掛かっており、今回は14人目!!

これまでに、その人の好きなものや最近のこと、昔の思い出、ためになる知識…などなど、沢山のテーマが回ってきております。

今回はたくさんのテーマの中でも、

なかなか聞けないけど気になる!

あのこと!を大谷さんが聞いてくれました♪

答えるのはアルトの栗原苑子さん。

その素敵なスタイルは如何にしてキープしているの?そして、その美意識の源泉はどこから?

みなさん、メモのご準備を!


アルト

栗原苑子

File14:心がけていること

いつも東混ブログを見てくださってありがとうございます。第14走者の栗原苑子です。

大谷さんからそのような質問をいただき大変恐縮なのですが、私なりに思うことをお伝えしたいと思います。

ここ数年、私の身体に大きな変化があったのは出産前後。体重が最大で13〜4キロ増加しました。

産後のダイエットでは糖質コントロールに挑戦しました。ご飯大好きなので全く食べないということはできず、そのかわりお昼に丼いっぱい食べて午後にエネルギーを消費し、夕ご飯はおかずだけという食事の取り方をしていました。

あとは器具を使わないエクササイズでなんとか元どおりになりました。

美意識というと気恥ずかしくて仕方ないのですが、私が心がけていることは姿勢です。

今思うと子供の頃、母は私に一本の線の上を歩くように歩きなさいと言ったり、勉強中の姿勢を定規を使って確認したりと姿勢についてとても気遣ってくれていました。

大学生の時でしょうか、演奏会本番まであと数日とせまり、歌唱の向上にも限界が出てくる頃。

うーん、でもあと1ミリでもうまく聴こえないかな…

演奏以外の部分でもできることはないかな。

ステージマナーと言ったりもするのでしょうか。舞台上での立ち居振る舞いです。

ステージのセンターまでツカツカと歩いてぺこりとおじぎをして歌ってまたおじぎをしてステージの袖まで戻ってくる。

この部分も自分(演奏する曲)を表現する一部だと思って自信たっぷりに、舞台経験豊富ですが、何か。みたいに振舞ったら少しはうまく聴こえるんじゃないかしら。

それから鏡を見ながら自分がどんなふうに見られているのか、どこをどうするとより良く見えるのか考えるようになりました。

歩幅はいつもよりせまく、ドカドカと歩かない、ヒールの高い靴でも自然に歩けるように慣れよう、ドレスに着られた感が出ていないか、裾を綺麗に見せながら歩けるか、顎を引き、首を伸ばして肩を下げる。客席への表情は…などなど。

これは今でも研究中ですが、おじぎの時の頭を傾ける角度、腕の開き加減、手の組み方や最初と最後のおじぎの仕方を変えること。

初めは曲の雰囲気を意識し、演奏が終わったらどことなくパーソナルな部分が伝わるようにするなどのマイルールがあります。

それでいてあくまでもナチュラルで、でもエレガント、これが私の理想です。

たかが姿勢されど姿勢。

正しい姿勢を心がけていると初めて会ったばかりのホテルマンに「接客スキルがありそうだ」と言っていただいたり、「苑子さんの立ち姿大好きです」「苑ちゃんを見ると僕も姿勢正さなきゃって思うんだよね」と言っていただいたこともあります。

これはツライ減量より、肌のターンオーバーを待つより手っ取り早くプラスのイメージを持ってもらえるのだなと思いました。

実際には私は接客の研修を受けたこともありませんし、歌も実力以上のものは出ませんが、でもそれっぽく見せることは出来るんじゃないかなぁと。

これは実は結構大事なことだと私は思っていて、それっぽく振る舞い続けるとだんだんと気持ちがついてくるのです。

人は見た目が9割とか人の印象は5秒で決まるとか人の見た目が及ぼす人間の心理はいろいろと言われて久しいですが、私がグッと来た言葉は

外見は1番外側の中身である

コレ。
これを信じて真のナチュラルエレガントに近づけるように背伸びし続けます(笑)

お読みいただきありがとうございました。

さて次のバトンは松岡君です!
フレッシュな松岡くんには「これからチャレンジしたいこと」をお題にさせていただきます。



素敵です…!

思わず感嘆の声が漏れてしまいます。

「見かけに寄らず」なんてことも多々ありますが、

よーくその人の振る舞いを観察していれば、自然と中身に通ずる仕草や表情をしているのかも?

思わず姿勢を正してしまいました…!

さて、苑子さんからバトンタッチ!するのは、

昨年度入団したばかりにも関わらず、ジャンルを問わない多彩さで大活躍している、テノール松岡大海さんです!

テーマは「これからチャレンジしたいこと

フレッシュな松岡さんが目指すさらなる高みとは…?

次回もお楽しみに♪


前回:大谷さんの記事はこちら

次回:松岡さんの記事はこちら

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