超・個人的DTMのすゝめ

趣味

テノールの平野です。
今回は合唱から離れて、僕の個人的な趣味のひとつ、DTMの話をさせて頂きます。

DTMとは…?
→パソコンのソフト上で、打ち込みや生演奏を組み合わせて行う作曲のことです。
どのジャンルでもDTMで作れますが、いわゆる「DTMっぽい曲」と言われると、電子音やサンプル、打ち込みのビートなどを使った楽曲を指すことが多いです。
最近だとEDMとか、ピコ太郎とかのイメージでしょうか。

僕はあんまりギラギラしていない、哀愁のある音楽に憧れてDTMを始めました。
どんな音楽かと言うと、

だいたいこんな感じ。
この人たちみたいに独自のサウンド・世界観で惹きつけるのに憧れますが、なかなか上手くいきません。

自分はMacやiPhone上のソフトで音を探したり、なんとなく鍵盤やギターを触ったりして、手探りで曲を作っています。
楽譜に起こすのは苦手なので打ち込みがメイン。
ジャンルはChill/Electropop/Dub/Ambient辺りです。

メインDAWはLogicやLiveですが、iOSアプリのKORG Gadgetで済ませることが多いです。楽だから。

生業として声楽に向き合い、
インプットしたものを打ち込みに落とし込み、
そのアウトプットを声や歌に活かせないか模索して…と、
仕事と趣味の間で、緩やかなマッチポンプを繰り返しています。

作った曲は聴いてほしくて、少しずつネットに公開しています。
現時点で50曲ほど…ほとんど歌はありません。
気に入っているものや微妙なものも様々ありますが、数曲だけ紹介させて頂きます。


1, atmosphere#1. (2017)
環境音を使った曲。曇り空、上野駅そば、交差点向こうのマルイ前にて。
人混みの中の自分がやけにちっぽけに思えて、何気なく録音しました。
そこにピアノ音源を重ねて、アンビエント調に仕上げた一曲です。


2, Taillights (2021)
最近の曲。1日で作った曲です。
緩~く舌ったらずな仕上がりにしたいというイメージに近付けられたので、まあまあお気に入りです。
もう少し展開できるスキルがあれば良いのになーとも思いますが。


3, Midnight Session vol.1. (2019)
流行りのループものが好きで、手持ちのギター1本で重ね録りしました。
ギターはその時の気分が良く出るなァと感じて、割と気に入っています。
ミス弾きが多いです。気を害されたらすみません…笑


4, Strangers (2019)
自作曲では、1番多くの方に聴いてもらっています。
好きなアーティストの音作りを意識し、とにかくミニマルに作ろうとしました。
結果、ほぼほぼそのアーティストのパク…オマージュになりました。それでもお気に入りです。


5, Snow  (2016)
最初期に作った曲。正直あまり出来はよくないです。
「不安定で優しい曲を作っていきたい」という初心を思い出す、個人的に重要な一曲です。
ドラムはガレージバンドのループ音源。


こういう活動は自分にとって、日々の生活や仕事に対するガス抜き、悩んだ時用のカンフル剤になっています。
なるべく大切にして、好きと感じた部分はちゃんと肯定するようにしています。
その結果、歪みやザラザラ感が目立ったり余計なリバーブが多かったり、
浮遊感のある曲ばかり作っています。

東混は声楽に限らずかなり多くのジャンルに触れるので、
自分みたいな浮ついた人間がいても良いよね…?
大丈夫、慌てない慌てない…ヒトヤスミ…なんて考えながら、日々過ごしています。
とは言えせっかく歌を生業にしているので、歌入りの曲も作りたいところ。

アイコンは同居人作。そういえば昔こんなコート着てた。

ただ、地味な打ち込みや曲作りの中で、思いがけない気づきを貰えることもあります。
趣味が無いと思う人や行き詰まっている人、表現したいことが頭でっかちになりそうな人は、
打ち込みやれとは言いませんが、是非何か作ってみることをお勧めします。 

そして、打ち込みなら最悪楽器が出来なくてもできます!
インストDTMer増えろ!!
そんなつぶやきでしたm(_ _)m。

部屋の真ん中に鎮座するシンセたち。なかなか使いこなせずにいます。

PS:
’19~20年春に作った曲をコロナ禍の中でまとめて、昨年アルバムを作りました。
各種サブスクに上がってます。
配信やダウンロード販売も行ってますので、お好きなサービスで聞いてやってください↓↓↓

(個人的には、4番以降を通しでぼんやり聴くのが好きです。夜中とか。)

ご静聴ありがとうございました。
平野太一朗

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