嫁ぐ娘に

9月23日(土)、東混は横須賀での演奏会で高田敏子作詞、三善晃作曲の「嫁ぐ娘に」を演奏しました。
「嫁ぐ娘に」といえば過去にも団員が記事にしていますが泣ける合唱曲なんです。練習中から鼻水をすする音が聞こえてきたり(笑)
私のところは昨年娘が生まれたばかりなので娘が嫁ぐのはまだまだ先のことですが、自称イクメンとして現在育児進行中の私にとって涙腺を刺激する歌詞がいくつも登場しました。その中からいくつかご紹介します。
うれしいときにも すぐ涙ぐむくせの娘 さようなら
かくれんぼの大好きだった いたずらっ子 さようなら
ままごと電話でおねだりした 甘えっ子 さようなら
(高田敏子作「かどで」より)
もうこの辺で私の涙腺は理性を失ってきます。
嬉しいときも悲しいときも、だっこしてーと手を伸ばしてくる娘。
いないいないばあをしてとびっきりの笑顔の娘。
おもちゃの電話で目の前にいる私とお話しする娘。
歌詞と重なる部分が多く、歌いながら娘の姿が頭をよぎります。
そして偶然にもこの演奏会が行われた9月23日というのは娘の1歳の誕生日。たった1年ですがここまで無事に大きくなってくれて嬉しいという思いも重なって、涙を堪えながらの演奏になりました
考えてみれば娘が普通に結婚するとして、30年程しか娘と一緒に暮らす事は出来ないんですよね。日々の成長を楽しみながら1日1日を大切に一緒に生きていきたいと思います 。
テノール 渡邉隆寛

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