写真で1年振り返り【定期・自主企画編】

ブログの日

ブログ係平野です!

2022年も残すところあと少し。

今年は本当に色々なことがありましたが、
その中で東混は歌ったり、とにかく歌ったりと、忙しく過ごさせていただきました。

一年の終わりに合わせて、東混がここ一年で歌った舞台を、
写真メインでざっくり振り返ってみたいと思います。

とりあえず、定期演奏会・特別演奏会などの自主企画ものに限定して…
団員による写真や©︎中村紋子さんによる公演写真などから、各公演3枚づつ選びました。
(時系列順、一部主催外の公演も含みます)

個人的な感想も挟んであります。それではどうぞ。

その①…冬から春へ

第257回定期演奏会

1月22日、東京文化会館小ホール

マエストロは高関健さん。音楽に献身的な姿に感銘し、自分ももっと勉強しないと…と、気が引きしまる思いでした。
Liebesliederのピアノは小埜寺美樹さんと成田良子さんの連弾によるもの。
信長貴富さんの新作『闇のなかの灯』は深い絶望と感動をたたえた作品。情熱と華やかさが同居した一夜になりました。

第258回定期演奏会

3月5日、杉並公会堂大ホール

大井剛史マエストロ。木下牧子さんの委嘱作『タラマイカ偽書残闕』は非常にパワーがあり、想像が果てしなく広がる名曲でした。自分はソロの都合で歌えず…くやしい!
ピアノはお馴染み斎木ユリさん。浅井美紀さんのオルガンによるドヴォルザークも劇的な演奏に。
東混をずっと引っ張ってくれていた德さんこと德永祐一さんがこの日退団。涙を流す女声陣とこっそり泣いてる男声陣。

合唱の輪Vol.6 相澤直人の世界

4月22日、杉並公会堂大ホール

リハ中にダジャレを連発する相澤直人さん、プログラムにもユーモアと情熱とが溢れ出ていました。
…何気にカメラ目線な前コンマス德さん。まだまだお世話になります。
あい混のみなさんと共演!これだけの声量の中で合唱曲を歌うのは久しぶり。ワクワクする日々でした。
一緒に全力で楽しんで、一緒に全力で歌って。リハから本番にかけて、最高に楽しかったです。

コン・コン・コンサート2022

5月8日、東京芸術劇場コンサートホール

東混指揮者の水戸博之さん。コンクールのために作られた新曲を歌う!ということで、リハ中も熱い議論が交わされます。
小・中学の課題曲や最新のポップスも元気に歌います。恥ずかしがってる場合か!おー!!
リハーサルの一般観覧も行いました。正しく歌おうとするとやっぱり緊張…!音楽として楽しむことを意識しました。

その②初夏から盛夏へ

合唱の輪Vol.6 松下耕の世界

5月27日、杉並公会堂大ホール

プロデュース&指揮の松下耕さん。コンミスの松崎ささらさんと休み時間にも話し合い、イメージの共有を深めていきます。
The Metropolitan Chorus of Tokyoとの共演による「光・三首」。初合わせから鳥肌ものでした。
深い信仰と優しさからくる音楽をまっすぐ受け止めるには覚悟が必要。でも終演後はみんな笑顔。

合唱の輪Vol.7 上田真樹の世界

7月1日、杉並公会堂大ホール

プロデュースは上田真樹さん。指揮は水戸さん、シリーズを通してピアノは鈴木慎崇さんでした。
「鎮魂十二頌」では志村ご夫婦のソロも!お二人の横顔とアンサンブル、素敵でした。
心に花を咲かせよう合唱団との共演も素晴らしいものに。久々の男声合唱も頑張りましたが、写真は女声と一緒のものだけ発見!なぜ…

東混&新国立劇場合唱団合同演奏会 〜 Dream Concert 〜

7月31日、東京オペラシティコンサートホール タケミツメモリアル

新国合唱団首席指揮者の三澤洋史さん。プロ50人によるMeistersingerは圧巻!!Ave verum corpusも引き締まった演奏に。
後半指揮は東混常任のキハラ良尚さん。『唱歌の四季』や『くちびるに歌を』も、非常にダイナミック&ドラマティックでした。
ゾクゾクするような音圧と熱気に包まれ、大きな拍手をいただいたことを覚えています。

東混八月のまつり in 広島

8月3日、JMSアステールプラザ大ホール

指揮は山下一史さん。ご本人の立場や苦しみを強く語りはしませんが、音楽で想いを教えてくださいました。
マザー・グースが題材の「うつくしいのはげつようびのこども」可愛いようで残酷。最終曲は深い悲しみと優しさに包まれた弔い歌です。

広島の公演は記憶に残る演奏となりましたが、新型ウイルス感染症の流行により、東京での第43回公演は中止に。
東京にもあの演奏を届けたかった…’23年度公演は第44回となり、8/9開催予定です。

その③ 晩夏から蓄えの冬へ

僕らには、歌がある。 ~ POPULAR SONGBOOK~

8月27日、杉並公会堂大ホール

おちゃめなスター、宮本益光さん。合唱愛と歌謡曲愛に溢れるリハーサルに、団員もテンション爆上がり。
新しい演奏会ということで新曲もたくさん、挑戦することもたくさん。アンサンブルの話し合いにも熱が入ります。
東混による全力歌謡ショーでした!最後は宮本さんも熱唱。

東混オールスターズ〜田中信昭と共に~

9月4日、東京芸術劇場コンサートホール

自撮りがなかなかヘタなヤマカズこと山田和樹音楽監督。この人の発案?で始まった「東混オールスターズ」も早いもので3年目。
これだけ多くの指揮者を楽しめる2時間というのもそうそうない。歌う方は大変だけど、やりがいもあります。
8名の指揮者の皆さんが毎年元気に集まれていることに感謝です。来年で4回目。

第259回定期演奏会

11月26日、杉並公会堂大ホール

指揮の沖澤のどかさん。大学時代に古楽アンサンブルを企画・演奏するなど、合唱への造形も深いとのこと。淡々と力強いリハが印象的でした。
StravinskyやMonteverdiと一緒に歌ったのは、間宮芳生さんの『合唱のためのコンポジション第17番』。「故郷の青森にちなんで」とのこと。
土田英介さんの委嘱曲は難曲でしたが和声の美しさに感動。マエストラのお陰で、ひたむきな音楽への姿勢というものを再考できました。

大阪定期演奏会 No.27

12月10日、豊中市立文化芸術センター 大ホール

大友直人マエストロはとにかく紳士で、演奏者ひとりひとりに対して丁寧。無駄なく美しく音楽を整えていただき、一気にファンになりました。
女声合唱のHolst「Ave Maria」。客席からゲネプロを聞いて無事に昇天。
3回目となった上田真樹さんの『Melodies in Ravel』も充実した演奏に。
三枝成彰さんの委嘱曲は、氏との関わりが深い大友さんだからこその劇的な音楽となりました。

まとめ

…以上、およそ月一回ペースで定期や特別公演などを行なっていました!
このほかにも地方公演や学校公演などを合わせるとまだまだたくさんあるのですが、
キリがないので一旦ここまで。

Youtubeや東混サブスクもぜひチェックしてみてください。

* * * * *

来年も定期演奏会を始め、たくさんの公演を予定しております!

1/28第260回定期
3/4名古屋特別公演
3/5第261回定期
来年度の自主公演ラインナップはこちら

’20年以来合唱を取り巻く環境は依然として厳しく、また世界情勢や国内の事件、身近なところでも悲しい事件が起き日々心が痛みます。
そんなご時世に私たちがどれだけ力になれるかは分かりませんが、
少しでも前を向いたり深呼吸をするための、一つのきっかけとなれれば幸いです。

来年もぜひ東混の音楽をお楽しみください!!

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