バス
熊谷隆彦
石川県立音楽堂開館15周年スペシャルコンサートに出演してきました。
この日のプログラムは3部構成で、一曲目に鈴木行一さんの「勧進帳」が取り上げられ、この中のコーラスのお手伝いという事で、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)合唱団の中で歌わさせて頂きました。
この曲は素囃子とオーケストラと合唱で構成されているのですが、それぞれの世界観が面白いバランスで奏でられます。
ただ、合唱のバスが低いのですよね・・・。ということで呼ばれたわけなのです。
(下のCの音やC#などが多用されているのです)
けっこうな難曲だとは思いましたがOEK合唱団の皆さんと共に楽しく演奏できました。
指揮の井上道義さんも「指揮者が邪魔なので」という事でついたての後ろで振っていたのですが、盛り上がるところではそこから飛び出し何故か赤い棒(?)を持っているというパフォーマンスもありました。
第二部はモーツアルトの「ハフナー」、第三部は野村萬斎さんの舞による「ボレロ」でした。
ボレロはGPを見学させて頂いたのですが、いやあ身の軽さ動きのしなやかさに感心しました。自分も跳ねたくなりますね。(怪我するからやめておけ)
さて、石川県立音楽堂には岩城宏之コーナーがあります。
年表やフィギュアなどが展示されています。是非ともご覧ください。
レセプションも終わり、東京へ帰ろうと時間調整で金沢駅の喫茶店にいると突然「くまさ~ん!!」の声!
ソプラノの佐藤祐子さんでした。
彼女はお友達の結婚式で金沢に来ていたのです。
事前に話は聞いていたけど、まさかバッタリ会うとは。
そして東京へ帰ります。
来週は岩城宏之メモリアルコンサートでやって来ます。よろしくお願いします。
OEK合唱団の皆さんも「もうチケット買いましたよ!」など言われテンションが上がります。
(何故か皆さん席番まで教えてくれましたねw)
また、来週。ありがとう金沢!!
PS)バッタリと言えば、この後、東京駅では富山のオーバードホールでの二期会公演「フィガロの結婚」に出演していたお友達にも遭遇。どうやら同じ新幹線だったらしい。バッタリの多いくまりんです。
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