今回のテーマは、
「お父様はお元気?」
リレーは、松岡さん→松原さん→松崎さんの3松が揃いました。
松原さんの祈りの言葉を受け、
第17奏者、松崎ささらさんのスタートですっ!
ソプラノ
File17:父は達者にしております
あら、松原さんありがとうございます。父✳︎は元気にしてますよ!
熱中すると、とことんのめり込むのは今も昔も変わらぬ父の姿。
松原さんとお仕事していたのは、いつの頃でしたかしら?
研究肌の松原さんにすっかり父も触発され、一緒に合唱の歴史や作り方についてワイワイやっていたような。
当時のコンマスの山田茂さんと父と『ア・カペラによる混声合唱合唱名曲ガイド110』(音楽之友社、現在絶版)を出版されたり…フィンランドやカナダへ合唱団を遠征に導いて下さったり…。
東混遠征といえば、アメリカやASEAN諸国。もちろん、日本全国津々浦々回っては、父は土産話と一緒にご当地キーホルダーを買って来てくれました。
最近の父は、俳句に勤しみ、料理にも邁進中。
夢中になったものは数知れず。
パソコンを組み立て、カメラは家に暗室を作るほど、マラソンは大会に出場(朝食にはランナーズフード。オートミールにナッツバナナレーズン混ぜ。私もハマりました)、車は様々乗り廻し、オーディオ関係特にスピーカー作りに夢中、加えてあらゆるジャンルの本を読み尽くす。
私が小学生の頃。
家族でご飯を食べていると、父の部屋から不思議な歌声。新曲の委嘱作品だと思うのですが、変拍子と絡まる奇妙な歌詞。父が苦労して譜読みする横で、私たちの方が先に覚えてしまう事もありました。
東混定期も良く通いました。
特に『八月のまつり』は印象的でした。場所は、今は無きカザルスホール。
あの空間、好きだったなぁ。カフェでサンドウィッチ食べるのも。
林光作曲の『原爆小景』の「夜」という作品。後半にウネウネした和音が続くのですが、テノールが浮き出てきて♪ヨル〜と歌います。そこで父の声をしっかりキャッチ。これが娘的にはたまりませんでした。
この曲をいま歌う度に、父の声を想像しながら演奏しています。(時を超えたアンサンブルは格別なり)
あ、来月は父の日。なにを贈ろうかな。
✳︎父・・・岡部申之。テノール。多趣味。
松原さんにお会いすると、いつも「お父さん元気か?」と声をかけてくださる。家族ともどもお世話になりまして。
そうそう、次のブログ奏者はアルトの素子さん。彼女も家族ともどもお世話になっている人物です。
素子さんへ
「子どもたちに残したいものはなんですか?」
(BS朝日土曜11時から出演中の番宣じゃないよ!ん?ちゃっかり)
家族として、歌手として…
色々な角度から見つめると、人の深さを識りますね。
さて、次は依田素子さん。
子ども達に聴いてもらう演奏会では、誰よりも楽しんでいらっしゃる姿。
未来ある人々に送る言葉、楽しみです。
前回:松原さんの記事はこちら
次回:素子さんの記事はこちら
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