前回の松崎ささらさん、
見ているこちら側も笑顔になる、親子の記事を書いてくれました!
依田素子さんに受け継がれたお題は、
「子どもたちに残したいものはなんですか?」
休憩時間や楽屋で、素子さんと娘さんのお話になると、いつもほっこりします…!
今回はどんなお話が聞けるのでしょうか?
アルト
File18:心のどこかに
前号のささらさんの記事を読み、ささらさんのお父様で東混の大先輩、岡部申之さんの輝かしいテノールの歌声や、はにかんだ笑顔と共にお話しされる姿を鮮明に思い出し、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。この度は知らなかったお家での姿が興味深かったです。ささらさんが入団されてすぐの頃、「お嬢さんと一緒のステージで歌うなんて至福ですね。」と言ったら「フフフッ!」と嬉しそうに笑っていらっしゃいました。その後も仲良し父娘を何度も目撃しては微笑ましく思っております。
申し遅れました。機械に弱く、スマホ購入も東混で最後、リモート演奏もおんぶにだっこで参加させてもらっている、アルトの依田素子です…テヘペロ!
お題は「子どもたちに残したいもの」ですね。
まずプライベートなところ、母から私に…。
母から言われてずっと心に留めていることは、「楽しいは自分で」
長野県から右も左もわからない埼玉県に嫁いだ母は、サラリーマンの父が帰ってくるのを待つだけの日々に「これではダメ!」とあちこちの(今でいう)サークルに参加し、子育てを経て長い年月の間には参加するだけではなくサークルを作ったり教える側に回ったりと生き生きと活動し、80代の今でも3つのサークルに所属して楽しそう。自粛の今は電話で交流しています。自分の人生を楽しくするのは自分次第ということです。いつも私の根底にある人生目標は「楽しく生きる」。
東混に入団して楽しく過ごしています!
社会人になって独立した娘にも子どもの頃から母の話はしているので、娘も忙しい時でも楽しみを見つけようとしているようです。
私から娘に伝えていることはもうひとつ。「食事はバランス良く」。
私は娘が生まれるずっと前から1日30品目食べることを目指しています。30品目というのはおかずの数ではなく、材料の種類。例えばお昼の焼きそばに具を7種類入れたら、麺と合わせて8品目と数えます。おかずを幾つか作る時は重複しないようにそれぞれに数品目入れます。ひとつの材料は少量でもいろいろな物を合わせればバランスが良くなると。
娘が実践できているかはわかりませんが、いろいろな物を食べようと心がけていることは会話から察せられます。
そして、東混の団員である私から子どもたちに残したいもの。
小中学校での公演は概ね学校の体育館で行われます。衣装を着けた私たちが入場すると「いつもの体育館」が「コンサートホール」に変わります。ニコニコと子どもたちの間を通ってステージに向かう時、子どもたちのワクワクが伝わってきます。そして演奏中はキラキラした目や耳だけでなく全身で音楽を感じてくれているのがわかります。その時聴いた曲は忘れても、「その時感じた何か」──感動?楽しさ?ハーモニーの美しさ?司会のおもしろさ?…何でもいい──が大人になっても心のどこかに残っていてくれたらいいなと思います。これから聴いてくださる子どもたちにも残したいものです。
そしてもちろん、私たちが子どもの頃当たり前に知っていた童謡、唱歌を子どもたちに残して歌い継いでもらいたい!
毎週土曜日の午前11時からBS朝日にて絶賛放送中の【子供たちに残したい 美しい日本のうた】。ご家族揃ってご覧いただき、お子様と一緒に歌ってくださいませ。
次はテノールの千葉弘樹さん。千葉さんへのお題は「イタリアでの…」。当時機会が無くて聞けなかったイタリア留学の時のレッスンや生活のお話など聞かせてくださいな。
親から子へ、そして子からそのまた子へ受け継がれること…。
元気に楽しく生きるということは、人生において一番大切ですよね。
そして、楽しんで楽しませる!
その自然な笑顔が、子どもたちにも伝わるのでしょう…!素子さんの素敵な笑顔の秘訣が、少しわかった気がします。
さて、次回千葉さんへのお題は、
「イタリアでの…」
いつも爽やかな「王子」千葉さん。周りに吹く風はシチリアを思わせています。
今の王子を形作ったであろう、イタリアでの経験を聞いちゃいましょう!
次回もお楽しみに♪
前回:松崎さんの記事はこちら
次回:千葉さんの記事はこちら
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