テノール
小沼俊太郎
いろいろ考えました。ネタいろいろ考えました。
やっぱりまだ2年目ですし、真面目に”東混団員としての一年を振り返る”みたいなタイトルで書いてたんです。
文字数で言えば結構書いたんですよ。ちょっとした小論文くらいありました。
でもやめましたね。纏まりません。
やっぱ趣味全開で書きますね。それが一番いいと思う。僕にとっても、半月ほど原稿を待ち続けている平野くんにとってもね。
今後もそういう感じでやっていきます。異論は認めない。
僕の趣味は主に以下の五つです。なので今後も以下のテーマで書いていくと思います。
1,歌、合唱。
2,歴史、日本の戦国時代、古代ローマ、中国、もっと言えば春秋戦国時代
3,科学、ニュートンくらいのゆるいやつです。波動方程式とかわかんないです
4,バイク、ツーリング、キャンプ(未実装)
5,ゲーム、洋ゲー。Civilizationというゲームやり過ぎて脱水症状で死にかけたことあります。
そのうち『歌、合唱』については面白いこと考えてます。これ多分絶対面白いです(ハードル)
でも時間足りないので今回は2,の歴史でいきます。
前ぶりが長く冗長なのが私の文章の特徴であり、なんというかチャームポイントなので、慣れていただいて。
このテーマは、
『一回につきひとり、歴史上の好きな人物をあげる』で行こうと思います。
今日はこの人。
管仲(菅夷吾~前645)
・・・はい、世界中から共感の声が聞こえてくるようです。知ってますよね?管仲、知ってるはずだ。
春秋戦国時代の人で、昔中国にあった斉という国の宰相です。宰相というのは王様の補佐役の人で、まあ、現代日本語で言えば『総理大臣』ってとこです。
この人は『菅鮑の交わり』で知られる人物で、それはまあどういう話かというと、まあお調べいただきたいです、人間の碌でもない歴史の中にあって燦然と輝く、宝石のようなエピソードなので。しかしこれ書き始めると無限の文字数になるので今回は割愛します。さあせん。
さてこの人は本当にびっくりするくらい優れた政治家で、国内を安定させ国力を増大し、主君である桓公を覇者の地位に押し上げました。
そういう優れた政治家であった管仲には、数々の名言があり、その中で私が最も好きな名言があり、この言葉が彼の政治思想を最もよく表しているのではないかと思っています。
「倉廩満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る」
「人は、蓄えが十分にあって、始めて礼儀とか節度というものがわかるもの、着る物や食べるものがあって、始めてかっこいいとか悪いとかを知るもんなんですよ」ってことです。
生活がままならない人に「ちゃんとしろ」とか言っても仕方ないんだから、まず人々の生活のことを一番に考えないとね、王様(公)なら。って言ってるわけです。
それはそうですよね、みんながちゃんと安心して生活できて、悪いことがちゃんと悪いこととして罰を受ける国なら、妙なことは(あんまり)おこらないはずですよね。そうすれば自然と国は豊かになっていくわけですよね。
そんなに難しい話ではないんだと思います。
管仲はそういう当たり前のことを思い出させてくれる人です。世界史上最も優れた政治家の一人と言えるのではないでしょうか。・・・いや長いよ。 2022年7月15日
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