団員のイチ「推し」POPSONGS 〜邦楽編〜

公演告知

ブログ係です!

このブログでは毎回、
「プロで合唱やってる人ってどんな人たちなの?」という疑問に答えるべく、

東混メンバーの趣味やひとりごとを紹介したり、
団員たちにいろいろ聞いてみたり。

意外と個性的なメンバーたちの姿を紹介しています。

8/7に開催予定だった「八月のまつり」は残念ながら中止となってしまいましたが、
団員たちはそれぞれ休養しつつ、今後の公演に向かって準備を進めています。
そんな一人一人の演奏以外の姿を紹介して、
東混をもっと身近に感じてもらいたい…!というのが、私たちの思いです。

仕事は歌うこと。全力でまじめぶったりふざけたりしてます。

さて今回の記事!
こちらで紹介するのは…

『おすすめのJ-pop』

合唱やってるとクラシックだけじゃなくてポップスもたくさん歌います。
ポップスの歌手に憧れた!というメンバーもちらほら。
好きな歌手もバラバラ。
演歌好きからK-Pop好きもいますし、普通じゃない趣味の人もたくさんいます笑

そんな団員たちに、
「一曲だけ好きな邦楽(J-POP)を教えてください」
と質問して、回答を集めてみました!

8月27日の公演で歌う曲や、レパートリーでよく歌う曲は外してあります。
果たしてみなさんが知っている曲はどれだけあるのか…?
記事の最後では、実際に試聴も可能です!

まずは…

ソプラノの皆さまから!!

Sop.メンバー。わいわい賑やか。
後列左から稲村・岡田・好田・大沢・奥山、前列左から松尾・和田・松崎。

和田友子さん:
『異邦人』/久保田早紀

元はと言えば、小学校の音楽クラブで習って楽しく合奏していた曲(先生の選曲渋すぎる)。歌詞も知らずに演奏していたが子供心にも異国情緒と哀愁漂うメロディーに惹かれるものがあった。

時が経ち学区外の高校に行って周り誰一人知らんという状態だったが、春のデイキャンプの行きだか帰りだかのバスでカラオケ大会になり、この曲を歌ったら殊の外盛り上がりクラスメイトと打ち解けることができた、という神曲。

奥山陽子さん:
『Pretender』/Official髭男dism

ポップスを教える事になった時に、とにかくヒゲダンを聴いて知っておかなかったらハナシにならないとの事で聴いてよくできてる曲だなぁと思いました。

切ない恋心をよく捉えていて、素直な気持ちが溢れてる曲だと思います。

好田真理さん:
『Shangri-La』/電気グルーヴ

別に電気グルーヴが好きでもなんでもなくてむしろ存在すら知らなかった受験生の頃。テレビだか街中のお店のBGMだか忘れたけど流れてきて、この曲のよくわからない高揚感に鷲掴みにされました。

受験期の不安この曲を聞くことで勢いに変え、自分を奮い立たせてました。

松崎ささらさん:
『UFO』/ピンクレディ

高校文化祭の出し物で

『UFO』

キレッキレに踊りながら披露致しました。

岡田眞弥さん:
『ハナミズキ』/一青窈

パッと浮かんだのがこの曲。その当時の思い出が一瞬にして蘇ってきます。それが流行歌の良さでもありますよね。

大沢結衣さん:
『聖母たちのララバイ』/岩崎宏美

高校生の時に母にコンサートに連れて行ってもらって以来、岩崎さんのファンです。この曲を聞くと船越英一郎さんと山村紅葉さんが頭をよぎります。犯人はだいたい訳アリで薄幸な人が多いのが火サス。赦しのようなテーマソングだなぁと思います。

松尾明日香さん:
『素敵な夢を叶えましょう』/サザンオールスターズ

ちなみに出身地茅ヶ崎駅の発車メロディは『希望の轍』です!

稲村麻衣子さん:
『milk tea』/福山雅治

ラジオで新曲紹介が流れて”一耳惚れ”してしまい、タワレコにすぐさま予約しに(そんなことは珍しい)行ったのが、福山雅治さんのmilk teaという曲です。素朴なメロディと何とも言えず切ない雰囲気の歌詞に、きゅんです!

『異邦人』に『UFO』、
岩崎宏美にヒゲダンにサザン…と、定番揃いかと思いきや。
やわらさんからまさかの電気グルーヴが飛び出しました!!
こういった意外な選択にもご注目。

続いて…

アルトの皆さんです!

Alt.メンバー。おっとり優しい。
左から尾崎・依田・小林(音)・栗原・志村・小林(祐)

尾崎かをりさん:
『黒のクレール』/大貫妙子

う~ん…スピッツか、はたまたオフコースか、迷いに迷い選んだ1曲は、大貫妙子さんの『黒のクレール』。

シングルリリースは1981年。

周りの皆がアイドル一直線だった頃、そちらには目を向けず、彼女の素晴らしい芸術性と世界観、恋愛映画のワンシーンを思い出す様な、初めて触れる大人の雰囲気に衝撃を受けました。

沢山のアルバムも出ています。皆さんも是非!

志村美土里さん:
『瞳を閉じて』/荒井由美

子供の頃、姉のラジカセから流れるユーミンやオフコースなどのニューミュージックが大好きでした。

『瞳を閉じて』は、ユーミンの1974年の楽曲です。

長崎県の離島に住む女子高生が「私達に校歌を作ってください」とラジオ番組に投稿したことがきっかけで生まれたとのことで、今では愛唱歌として親しまれているそうです。

私はいつか長崎県の離島、奈留島へ学校公演で訪れて、この歌を歌いたい!と、本気で夢見ています。

小林祐美さん:
『遥か』/GreeeeN

思い出に残ってるのは、「ROOKIES」の映画の主題歌で、GreeeeNの『遥か』っていう曲です。

妹が実家を出る時に、私と弟2人で、妹と親にサプライズで歌いました!その時は全員泣いて誰も最後まで歌えなかったけど、今でも家族でカラオケとか行くと、親が勝手に入れてます。

小林音葉さん:
『リリック』/TOKIO

なぜかずっと胸の中にある曲。

ドラマ『泣くな、はらちゃん』のエンディング。オープニングも好きでした。

TOKIOファンと言えるほど詳しくはありませんが、応援しています。

(私の疑問。リサイタルズの『Dejavina』は邦楽に入るのか。彼らの音楽は1曲に絞れません。)

栗原苑子さん:
『喝采』/ちあきなおみ

うーん、そうですね。

時代を昭和とするならば、ちあきなおみのは好きです。

ショートフィルムのような歌詞や、ちあきなおみさんの無表情な歌い方とか。

表現者として時には自分の本当の感情を押さえてパフォーマンスしなければならないところとか共感できるからです。

依田素子さん:
『ブルースカイブルー』/西城秀樹

ヒデキの曲はみんな好きなのですが、この曲は「夜のヒットスタジオ」でバックコーラスをやった思い出の曲です。東混の収録は2階の小部屋でしたが、キャー!共演してる!と感激しながら。

ヒデキ大好き過ぎて、秀樹さんがメイク室にいると知ってしまったら、ドキドキしてその前の廊下を普通に通れず、走り抜けたことを思い出すと今でもニヤニヤしてしまいます。

昭和後期のJ-ソウルやシティポップは、独自性とクオリティの高さから海外でも人気になっています。
知る人ぞ知る名曲の数々に、お姉様方のセンスが光ってますね!
素子さんのヒデキとのエピソードは、東混ならではのものかもしれません。
(リサイタルズは十分邦楽!!アニソンもキャラソンもOK。GEISHA GIRLSだって立派な邦楽です。)

次は…

テノールの皆さんです!

Ten.メンバー。陽気だったり熱かったり。
左から志村・小沼・平野・尾崎・千葉・松岡

尾崎修さん:
『兄弟船』/鳥羽一郎

演歌歌手の皆さんが大勢出演されたお仕事の時です。鳥羽さんにサインをもらおうと、国技館のトイレの前で2時間待ちました。2時間待てば1回くらいトイレに行くだろうと思って。案の定、いらっしゃってCDにサインを頂きました。

千葉弘樹さん:
『世界で一番君が好き?』/平井堅

これを聴いていたせいで、乗り過ごして、ゲネプロに遅刻 (>_<)

志村一繁さん:
『大都会』/クリスタルキング

私が青春時代を過ごした70年・80年代は、まさにJ-POPの全盛期でした。
小学校高学年から中学3年間は、プライムタイム~深夜帯ラジオのハードリスナーだったため、それこそありとあらゆるJ-POPを自然と聞いていましたね。

そんな中でも一番と言われたら、やはり「大都会」でしょうか。初めて聞いて時の衝撃は今でもはっきりと覚えています!
いきなり超高音(当時としては)から始まり、インパクトは抜群。まだ合唱をやっていなかった私にとって、テノールを意識した初めての曲だったとも言えます。

その後「蜃気楼」「愛をとりもどせ!」(北斗の拳のテーマ)等スマッシュヒットはありましたが、この1曲があるだけで一生食っていける!そんなエネルギーのある曲でした。

平野太一朗さん:
『いたくない いたくない』/クラムボン

キリンジかFishmansかサンボマスターか…とひと月悩みましたが、この曲で!

クラムボンはアルバム二つぐらいしか聴いてなくて、
むしろカバーのほうが好きです。「ナイトクルージング」とか「サマーヌード」とか。
ちょっと前までミトと原田郁子が同一人物だと思ってたぐらい。

でもこの曲だけは何百回と聴いてます。歌詞がよすぎて。
泣きたい時とか、元気出さなきゃ前向かなきゃってなったときに聴きます。
とりあえず泣いて、無理しなくていいやと思うために聴いています。

松岡大海さん:
『ただ…逢いたくて』/EXILE

もともとポピュラー人間なので挙げ出したらキリがないのですが

うーん

あえて挙げるとするならば…

沢山のお客様の前で一人で歌った初めての曲

EXILEの『ただ…逢いたくて』

高校2年の夏、吹奏楽部の定期演奏会でこの曲を歌ったのです!

これを機に高校の声楽の先生にレッスンしてもらうようになったりと、

今考えると人生の分岐点になった曲

小沼俊太郎さん:
『JAM』/THE YELLOW MONKEY 

THE YELLOW MONKEY “JAM”出会いは中学生、以来一番歌っている邦楽ですね。The yellow monkeyは色々聴いていますが、ちゃんとしっかり歌えるのはもうこの曲くらいだろうと思います。

時代もジャンルもバラっバラ!
演歌にロック、R&Bに大都会。この守備範囲の違いが演奏へのスパイスになる?のかも。
個人的には小沼さんのイエモンセレクトがgood👍
尾崎さんの2時間出待ちは尚good👍👍👍

最後は未知数、

バスの皆さんです!

Bassメンバー。どっしりマイペース。
後列左から宮田・伊藤・下西、前列左から小林・佐々木

佐々木武彦さん:
『魅せられて』/ジュディ・オング

言わずと知れた昭和歌謡の名曲。好きすぎて伊豆高原にある「ジュディオング資料館」にまで足を運び、「レコード大賞」受賞の際に着用した衣装(本物)を見に行きました。アメリカNBC制作のテレビドラマ「将軍」の細川ガラシャ役を降りてまでこの曲にかけていたこともあって、レコ大受賞の際の「欲しかったんです」という一言は心に刺さりました。

小林潤一さん:
『明日』/平原綾香

宮田圭一さん:
『残酷な天使のテーゼ』/高橋洋子

アニソンですかね…

エヴァンゲリオンの歌です。キャッチーな曲調と旋律で国民的ソングに成り上がりました。

簡潔に言えば、この歌は、母親の自分の息子への想いを歌った歌です。

まだ幼いこの子は私がいなければ生きていけない存在。でもいつか私の手を離れて遠くへ飛び立ってしまう。

残酷な天使とは、自分の息子というわけですね。

母親ではないけれど、ミサトさんのシンジ君に対する想いを歌った歌だったのです!

曲の感じと歌詞の内容とのバランスがあまりに絶妙なので、この曲を推します。

伊藤浩さん:
《BROOCH》/矢野顕子(アルバム)

歌謡曲・演歌・オペラなどなど…様々な歌モノは、その唱法やスタイルの違いに着目すると面白いですが、それらの敷居も垣根も飛び越えた矢野顕子のアルバム《BROOCH》を是非。なんと高橋悠治氏のピアノでラヴェルやドビュッシーなどの歌曲も見事なアッコ節に!

下西祐斗さん:
『風が吹いてる』/いきものがかり

期せずして女性アーティストが揃いました。
平原綾香ファンのじゅんじゅんさんや、
昭和歌謡リアル世代の佐々木さんはやっぱり!という感じ。
一人だけアルバムをチョイスした、伊藤さんの愛の深さにも納得。

…以上、
団員25名の「好きな一曲」をお届けしました。
皆様の好きな曲、なじみのある曲は何曲でしたか?

知らない曲ばっかり!という方は、
ぜひこちらから👇聞いてみてください。
世代もジャンルもバラバラですが、割といいプレイリストになってる気がします。

(原曲が配信で解禁されていないものは、動画を載せるわけにもいかず、
泣く泣くカバーものを載せています😭オルゴールver.も1つ。
ちあきなおみの「喝采」、TOKIOの「リリック」、ヒデキの「ブルーアイズブルー」
こちらはご自身で検索して、原曲の魅力を是非ご堪能ください!!)

…と、

こんなふうに王道から偏愛まで、
J-pop好きなメンバーが多数の、我が合唱団。

2022年8月27日に、杉並公会堂さんの主催のもと、
こんなコンサートを開催いたします!

最近の東混の十八番と化した「あずさ2号」。
一度はお聞きください。

東混によるポピュラーソングだけのコンサート!!

東混のポップス?とイメージのない方もいるかも知れませんが…
BS朝日の『子供たちに残したい美しい日本のうた』では昭和歌謡を毎週歌っていたり、
数々の録音や演奏にコーラスで関わったりしています。

東混にとって大切なレパートリーのポップスですが、
それだけでコンサートを開くのはかなりレア!
指揮はこれまた歌謡曲大好きな、声楽家の宮本益光さん。
楽しい演奏会になること間違いなしです。

夏休みの最後は是非杉並公会堂へお越しください!!!

暑い夏が続きますが、
どうぞおうちでポップスも聴きながら、ときどき東混も聴きに来てみてください。
…という宣伝でございました。

文責:平野太一朗

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