どんなパートマスターを目指そうかな?

マスターズ

バス

下西祐斗

みなさんこんにちは。バスのしもにーです。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、2022年度より、バスのパートマスターに就任することになりました。

僕が東京混声合唱団に入団したのが、2011年の4月。大学を卒業してすぐに、入団させて頂きました。

そもそも僕が東混という存在を知ったのは、高校2年生の時でした。音楽高校で独唱やオペラ、ソルフェージュやピアノ等、色々なことを学んでいましたが、中でも合唱が大好きで、時間を見付けては仲間を集めて、みんなで一緒に合唱を楽しんでいた学生でした。そんな中、東京混声合唱団というプロの合唱団があることを初めて知り、東混の演奏を聞く機会が増えていく度に、いつかこの素敵な合唱団で、自分が大好きな合唱をお仕事にできたら幸せだろうなぁと思うようになりました。今思うと、夢が見事に叶っているわけですね(笑)。

そんな自分も、もう東混12年目なんですよ、早いものです本当に(笑)

そして今年から、バスのパートマスターを務めることになったわけですけれども、バスの皆様方は、みんな僕よりも先輩でいらっしゃるのもあって、正直な気持ちを言ってしまえば、一番年下の自分がパートマスターというのは、めちゃめちゃ恐れ多いというのが正直なところかもしれません。

そんな自分がパートマスターとしてどのようにしていきたいかなと考えた時に、自分の今の信念にも繋がっている、思い出深い体験を思い出しました。

それは自分が中学生の時でしたが、家族とディズニーランドに行った時の話です。

その時ディズニーの名物でもあるショーを観ていたのですが、お客さんはみんな、キャラクターや主役級のパフォーマーさんたちに目がいっている中、ほぼ目に止まらない一番端にいたある一人のダンサーさんが、誰よりも明るい笑顔で楽しそうに踊っていたのです。

ショーの中でそのダンサーさんは、終始サポート役にまわり、自分が目立つことは一切なかったのですが、そのダンサーさんがいることによって、ショーが何倍にも素晴らしいものになっていました。

昔から派手なことや目立つこと等があまり得意ではなかった自分も、その時から、自分はこのダンサーさんのような存在になっていきたいなと思うようになりました。まさに『縁の下の力持ち』、そうこの『縁の下の力持ち』って言葉、僕大好きなんですよね(笑)合唱におけるバスパートも、その要素は強いと思いますからね。

東混のメンバーはそれぞれに素敵な個性があり、温かい思いやりに溢れているので、今の東混、これからの東混を多くの人に知ってもらいたいし、東混を大好きになってもらいたいと強く思います。そのために自分ができることを、自分らしくサポートしていけたら良いなと、それがこれからの、自分の一つの大きな目標なのかなと思っています。

さて長くなってしまいましたが、今後も、東混は様々な演奏会を企画していますよ。一人でも多くの方に、東混の演奏を聴いて頂けたら嬉しいです。

皆さんお楽しみに〜。


合唱において「パート」という区切りは、声だけではない色々な特徴を表しますよね。

パートマスターの記事にも、その特徴が出ているかも…?!

次回、大トリはアルトパートマスターです!

お楽しみに♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました