昨年の4月から、直前までのコンサートを個人視点で振り返ってみました。
それにしても、多様な舞台、行動範囲の広さ、なによりそれをお客様と楽しむメンバーに感嘆しつつ、振り返り時間をくれたblogチームに感謝。
【合唱の輪 相澤直人の世界】
4月22日 @杉並公会堂
指揮 相澤直人
ピアノ 鈴木慎崇
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信長貴富作品、木下牧子作品を相澤さんの指揮で歌うことも特別だった。が、やはり相澤作品を本人の指揮で歌う悦びは、ぜんぶここに。
【やまぎん県民ホール 合唱の祭典】
4月30日 @やまぎん県民ホール
指揮 山田和樹
山形合唱連盟
山形県アマチュアオーケストラ連盟
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久石譲さんのオーケストラ作品は初演。そして山形といえば、佐藤眞作品の「蔵王」。こちらもオケ版で、OBの山田茂さんと共に歌った。
【コン・コン・コンサート2022】
5月8日 @東京芸術劇場
指揮 水戸博之
ピアノ 鈴木慎崇
ゲスト 田中達也
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ラストソングの「くちびるに歌を」へ歌い進める。コンクール課題曲を触れると、合唱を組み立てる基礎を呼び起こし、それをさらにどう料理していくかが楽しみの一つだ。
【豊中市立文化芸術センター公演】
5月15日 @豊中市立文化芸術センター
指揮 本山秀毅
ピアノ 鈴木慎崇
オルガン 中山幾美子
パナムジカ・クインテット
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本山さんの本域であるBachを主に置き、パナムジカ出版の名曲を歌った。共演の弦楽アンサンブルの音色で、信長貴富作品に広がりあり。
【合唱の輪 松下耕の世界】
5月27日 @杉並公会堂
指揮 松下耕
ピアノ 鈴木慎崇
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共演のThe Metropolitan Chorus of Tokyo のみなさまと「光・三首」を演奏。松下さんの世界を存分に知る彼らとの共演は、新たな響きを体感することになった。
【柳川公演】
5月30日 @白秋ホール
指揮 熊谷弘
ピアノ 若月直子
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柳川は個人的に憧れの場所で、映画「東京日和」で主人公たちが新婚旅行に出かけるところ。
のどかに流れる川とゆったりとした気候があった。熊谷さんと抒情歌と「柳河風俗詩」にじっくり向き合う贅沢な時。
【合唱の輪 上田真樹の世界】
7月1日 @杉並公会堂
指揮 水戸博之
ピアノ 鈴木慎崇
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真樹さんナビで進行。芯も真も持ち合わす彼女の音楽や人柄は、ことばを自在に操るメロディメーカー。作品を声に出すと、幸せな気持ちになるのはなぜなのか、今度あったら聞いてみよう。
【裾野市公演】
7月18日 @裾野市民文化センター
指揮 米田覚士
ピアノ 魚谷絵奈
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まさに富士の裾にある裾野市、米田さんのご尽力による公演。彼の良さは、山田音楽監督につながる音楽作り。東混サウンドも良く知り、導いてくれる存在。
【東混× 新国立合唱団 Dream concert】
7月31日 @東京オペラシティ
指揮 三澤洋史 キハラ良尚
ピアノ 津田裕也 鈴木慎崇
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「厚みのある合唱」とはこの響きのことであった。新国立の方の持つ声は深み、カラー、心地よさにおいて我々を包んだ。対する東混は輪郭をハッキリさせ、細やかな音型に寄り添い、新しい合唱のテンポを生み出す役目あり。
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